生成AIの活用でテキストデータ分析を革新する PreferredAI Insight Scan を正式リリース
口コミから特許まで、あらゆるテキストデータからインサイトを発掘
2025.05.08
株式会社Preferred Networks(本社:東京都千代田区、代表取締役 最高経営責任者:西川徹、以下、PFN)は、生成AIを活用し、想定ユースケースごとにパッケージ化したプロダクト・サービス群PreferredAI™(プリファードエーアイ)から、定性データ分析サービス Insight Scan (インサイトスキャン)の提供を開始します。
PreferredAI Insight Scan:http://insightscan.preferredai.jp/
Insight Scanは、ウェブの口コミやコールセンター応答履歴、パブリックコメント、特許情報などのあらゆるテキストデータの分類・分析をすばやく実行し、インサイト(テキストデータに隠された本質的な情報)の発掘を支援します。人間が読んで分類・分析すると数時間かかる膨大な量のテキストも数秒で読み込んで分析結果を出力するため、ユーザー企業は顧客心理、市場の動向、技術の進化などのインサイトをリアルタイムに近い形で抽出し、迅速な意思決定と事業の成長に繋げることが可能になります。
背景
企業が保有するテキストデータは増加の一途をたどっており、膨大なテキストを人間が読んで整理・分析する従来の手法では時間がかかるため、タイムリーな意思決定を妨げる要因となっています。Insight Scanは、このような課題を解決し、企業のデータドリブンな意思決定を強力に支援する目的で開発されました。
Insight Scanの主な特長
- データの掘り下げや分類の修正を柔軟に指示
AIとの対話形式でデータを深く素早く分析でき、高速で仮説を検証できます。
- 分布や傾向が一目でわかる分析サマリ
サマリ表示後にラベルをユーザーが修正して再分析するなど、様々な角度からの柔軟な分析が可能です。
お客様の声
大手通信企業 担当者様
100件が限界だった特許分析を、3時間で1000件規模まで可能に
「特許情報は、フォーマットが整っている良質なビッグデータであるが、分析・解釈に専門的な知識が必要であるところ、生成AIの活用によりその活用のハードルを劇的に下げられるのではないかとの思いから関心を持ちました。
具体的には、①自社保有特許の分類、②競合他社保有特許の分類、③1と2の比較と評価の分析に取り組んでいます。
特許出願を、各出願の中身を読み込むこと無く、且つ専門的な知識が必要となる国際特許分類(IPC)を用いずに一般的な用語で分類し、出願傾向を概観することができ、社内からは、今まで膨大すぎて実施することができなかった1000件単位の分析を、数時間で実施できるというのは脅威的な効率であるといった反応をもらっています。一方で、分類の妥当性及び精度を確保することは、今後の重要な課題であると認識しております。」
今後の展開
より高度な分析機能の追加や、様々な外部システムとの連携を図り、Insight Scan を企業のインサイト発掘プラットフォームとして進化させるべく開発を進めていきます。
Insight Scanについての資料請求・無料トライアル申し込み
公式ウェブサイト(http://insightscan.preferredai.jp/)よりお問い合わせください。