3D モデルや自由視点映像の復元・編集・生成【2024年度インターン】
自己紹介
早稲田大学大学院 基幹理工学研究科 情報理工・情報通信専攻 修士1年の梁毅明と申します。3D コンピュータービジョンに興味があり、大学では 3D モデルの復元に関する研究をしています。3D モデルを活用したコンテンツが身近なものになってほしいという思いから、高品質な 3D モデルをより簡単に作成することについて取り組んでいます
インターンで取り組んだこと
一本の動画から動的な 3D Gaussian Splatting (3DGS) モデルを復元するというテーマに取り組みました。従来の手法では、複数台のカメラを同期させ、多視点から動画を複数本撮影する必要があります。一本の動画から復元しようとすると、新視点から見た際に形状が崩れているなど復元に失敗してしまうことがあります。そこで、3DGS モデルの時間的変化の表現方法に階層構造を導入し、形状が崩れやすい問題の解決を試みました。インターンでの成果は CVPR 2025 に採択されました。
インターン参加のきっかけ
PFN の 3D/4D Scan サービスに興味を持っており、インターンテーマにも 3D モデルの復元に関するものがあったため、応募しました。PFN の社員の方々と研究開発に取り組めることは、自分の技術力を伸ばす貴重な機会になると考えました。
インターンに参加して得たもの
毎日メンターの方と研究について議論を重ねることで、研究の進め方を学ぶことができました。短い期間で研究成果を出すために、思いついたアイデアはすぐに実装・検証するように心がけ、その結果、実装力を伸ばすことができました。そして、最終発表のポスターセッションでは、発表の練習になっただけでなく、インターンの同期や社員の方々からフィードバックをもらい、自分の研究をより深めることができました。他のインターン生の発表を聞けたこともとても刺激になりました。さらに、PFN Day などを通じて、PFN の事業内容や社内の雰囲気も知ることができました。
こんな方には PFN インターンをおすすめします!
技術面の成長に加え、社員の方々やインターンの同期と交流する機会もたくさんあるので、視野を広げながら日々刺激を受けて成長を実感できると思います。興味のあるテーマがあれば、ぜひ挑戦してみてください。

