生成AI基盤モデルPLaMo 3.0 Primeβ版のモニター企業募集
フルスクラッチ開発の国産生成AIで初となる、論理的思考に優れ、複雑なタスクに対応するReasoningモデル
株式会社Preferred Networks(本社:東京都、代表取締役社長:岡野原 大輔、以下PFN)は、国産の生成AI基盤モデルPLaMo™ の最新フラッグシップモデル PLaMo 3.0 Prime β版 のモニター企業を本日より募集します。PLaMoは今回の世代よりReasoning(推論)能力を中核に据えたモデルへと進化しています。複数条件を論理的に整理し、段階的に結論を導く「信頼できる思考プロセス」を実行できる点が最大の特長です。
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PLaMo 3.0 Prime β版ではReasoning機能の採用により、以下の能力が大幅に向上しています。
- 複雑な指示に追従する能力
- 情報抽出・ロールプレイなど様々なタスクにおける質問応答・対話能力
- 段階的推論を要する数理・アルゴリズム問題への対応力
- エージェント能力の基盤となるツール呼び出し能力
社内評価では、指示追従タスクや日本語対話タスクにおいて gpt-oss-120b*や Qwen3-235B-A22B と同等以上のスコアを達成し、ツール利用や医療・法律ドメインなどの複数のベンチマークで従来のPLaMoを大きく上回る結果を確認しています。(reasoning effort はデフォルトの medium で実行)




PLaMo 3.0 Prime β版の開発とベンチマークテストの詳細はブログをご覧ください:
https://tech.preferred.jp/ja/blog/plamo-3-prime-beta-release/
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)との事前学習モデルの開発
PLaMo 3.0 Prime β版の開発にあたっては、NICTとの共同研究において、これまで蓄積してきた独自データセットに加え、新たに構築した医療分野に特化したデータセット、NICTが整備する日本語関連データセットも学習に活用して、日本語特有の文脈理解や論理展開への対応力を強化しています。また、日本語指示追従性能を高めるための独自タスクとその検証手法の開発、強化学習の報酬設計や教師あり学習における高品質な教師データの構築などに取り組み、モデルの推論過程が論理的かつ段階的思考になるように訓練しました。
Reasoning機能の開発
また、Reasoning機能の実装により、PLaMoは企業の戦略的意思決定を支援する論理的で信頼できる思考エンジンへとその役割を広げています。Reasoning機能は、経済産業省・NEDOが推進する生成AI基盤モデル開発プロジェクトGENIAC第3期の開発成果の一部を活用しています。フルスクラッチで国内開発されたReasoningモデルとしてはPLaMo 3.0 Prime β版の提供が国内初(当社調べ)となります。
PLaMo 3.0 Prime β版のモニター企業募集と商用版の提供予定
Reasoningモデルは、段階的に思考を重ねながら結論を導くため、従来の生成AIと比べて計算量が多くなり、応答に時間がかかる場合があります。そのためPLaMo 3.0 Prime β版では、商用版提供に先立ってモニター企業を募集し、実際の利用環境でのトラフィック量や応答性能を検証するとともに、ユーザーの皆さまからのフィードバックをもとに、安定性や処理速度の改善を進め、2026年6月中旬に商用版として正式提供する予定です。
PLaMo 3.0 Prime β版モニター企業に関するお問合せ・お申込みはこちらのフォームからお願いします
https://forms.gle/x5JUAeRU9iwX3Cmq9
PFNは、今後も日本語性能に優れた国産生成AI基盤モデルPLaMoの開発を進め、政府・自治体・企業の競争力の強化に貢献していきます。
PLaMo™について https://plamo.preferredai.jp/
PLaMo(プラモ)は、PFNがフルスクラッチで開発する国産生成AI基盤モデルです。商用版のフラッグシップモデルPLaMo Prime、自動車や製造設備などのエッジデバイス向けに軽量化された小規模言語モデルPLaMo Lite、日本の金融知識を追加学習した金融特化型PLaMo、日本語の翻訳に特化したPLaMo翻訳など、用途に合わせて提供しています。PLaMo Primeはクラウド型API、Amazon Bedrock Marketplace、オンプレミスなどの提供形態に加え、Snowflakeでの提供が開始されました。国産AI構築プラットフォームmiibo、法人向け生成AIサービスTachyon 生成AI、700以上の自治体が導入するQommonsAIなどのサービスに標準搭載されています。

